続、ペロトンに関心!
みなさん、こんにちは。
先日、当ブログで取り上げたペロトンに対する買収について、続編の話題をご紹介したいと思います。こちらについては、正式発表されたものではなく、あくまで予想の域のお話、「ドラマ」としてお読みいただければと思います。
参考にさせていただいた記事は以下のウォールストリートジャーナルです。
The Wall Street Journal
https://jp.wsj.com/articles/peloton-thriller-will-keep-on-cycling-11644380359
POINT
複数企業とは?
ヘルスケア事業への期待感
その前に、8日のマーケットの主要株価指数の終値から振り返りましょう。
主要株価指数
ダウ工業株30種平均 | +1.06% |
ナスダック総合指数 | ++1.28% |
S&P 500指数 | +0.84% |
ラッセル2000指数 | +1.63% |
8日のニューヨーク株式市場、ダウ平均は大幅続伸し、上げ幅は400ドル近くまで拡大する場面もありました。序盤はIT・ハイテク株などの成長株に売りが先行したものの、徐々に買いが優勢となる展開になり、取引終盤に買い圧力があったことは、今後の上昇機運を期待させる動きに感じさせられました。
アマゾンだけじゃない!
2月5日当ブログで『アマゾン、ペロトンに関心!』という記事を投稿し、その際「アマゾン以外に複数の買い手候補が事業取得に関心を示している」と記載しました。
アマゾン、ペロトンに関心! / Shukabu blog
2022年2月5日 / 四半期決算を発表したアマゾンは、メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)の決算で、IT・ハイテク株が大きく売られてしまっていた中、急伸しS&P500種やナスダック100指数を押し上げてくれました。そんなアマゾンについて注目のニュースをご紹介します。
その他の企業はどこかと探してみたところ、興味深い企業だったのでご紹介いたします。
- グーグル
- アップル
- ナイキ
- ディズニー
どの企業も可能性がありますね。
グーグルは昨年、2019年に発表したフィットビットの買収プロセスを完了させており、ペロトンを買収し傘下に収めることで、コンシューマに特化したヘルスケア事業でアップルに対抗できるかもしれません。また、アップルに奪われたスマートウォッチのユーザーをフィットビットのプラットフォームに取り戻すことができるかもしれません。キャッシュも潤沢にありますし買収は可能と思います。
アップルからみれば、現在ペロトンの競合であるフィットネスサービス「Fitness+」を運営しており、ペロトン買収によってヘルスケア事業の補強が可能になります。
スポーツ用品大手のナイキにとっても、ヘルスケアとフィットネスへの補強になります。また、このペロトンのサブスクリプション事業は、ナイキにとって収益拡大の可能性があります。ディズニーにとっても、このペロトン製品を活用することで様々な事業に広がりを持たせることが出来そうです。
冒頭にも記載したように、これらの話はあくまで想像の話であり、いずれも買収候補企業がペロトンと実際の交渉を行ったとは報じていません。報道された買収への関心は、まだ極めて初期段階であることには注意が必要です。
ペロトンが8日の決算会見で、「同社の事業を成長段階から収益性の安定した段階へと引き上げるため、大規模なコスト削減方針を開始する」と述べたように、ペロトンがナイトの救いを得るためには、まず自身を救うことを示す必要がありそうです。
これから目まぐるしく情報が入りそうなお話です。今後の進捗について皆さんも注視して見ていきましょう!
それでは次回をお楽しみに👋
※投資は自己責任で