Shukabu blog ~株式投資から世界情勢を学ぶ~

いくらで買える?アマゾン株、株式分割は結局トクなの?ソンなの?

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初心者ブロガー

「アマゾンが株式分割を発表したけど、トクなのか!?ソンなのか!?今からでも買っておくべきか悩むな~」

 
みなさん、こんにちは、シューカブです。
米アマゾン・ドット・コムは3月9日、1対20の普通株の分割と、最高100億ドル(約1兆1600億円)の自社株買いの計画を発表しました。

以前、当ブログでグーグルの親会社であるアルファベットが株式分割を発表した際、記事を投稿し、考察しました。まだ、ご覧になっていない方は、ぜひ読んでみてくださいね。


 
さて、今回のアマゾンの株式分割について、上の個人投資家さんのように、結局トクなの?ソンなの?と考えてらっしゃる方に向けて、考察をしましたので、少しばかりお付き合いいただければ幸いです。
株式分割について少し分かるのではと思いますよ。

》The Wall Street Journal
》Bloomberg
 

この記事の内容

  • いくらで買える?アマゾン株
  • 株式分割とは
  • 株式分割した企業
  • 結局トクなの?

いくらで買える?アマゾン株

今、いくらで買える?


出典:The Wall Street Journal

今、アマゾンの株を買おうとすれば、1株、約3,000ドルで買うことができます。(2022年3月13日現在)
上のアマゾンの過去3年間の推移をあらわしたチャートをみれば分かるように、2020年のいわゆるコロナショックからの落ち込みから、巣籠り需要の助けもあり、一気に株価は上昇しました。
しかし、その先は、同じGAFAMの中のアップルなどとは違い、レンジ相場で現在まで推移しています。他のアップルなどがその後も上昇し続けた要因の一つとして、自社株買いを行い、株価上昇を図ったことが大きいと思われます。
アマゾンは最近自社株買いは行っていません。

以前のブログで、アマゾンの潜在価値について投稿しましたが、現在のアマゾンの強みはAWSと呼ばれるクラウド事業で、ここ数年はこの研究開発に資金を投資していたのだと考えられますよね。
こちらの記事も参照ください。

これから、いくらで買える?

では、なぜここにきてアマゾンは株式分割に取り組んだのでしょうか?
同社の発表では、「分割調整後の株価は潜在的な投資家が購入しやすい価格になり、株式報酬の管理方法に関して社員の柔軟性も高まる」いうことでした。

要するに、『株式分割により最低投資金額を引き下げることで、より多くの投資家を呼び込み、また社員に対する持ち株管理の柔軟性を高める』ことが狙いです。

では、分割後はいくらで買うことができるのか?
同社の発表によれば、1対20の普通分割ということなので、1株、約150ドルになります。

この金額は、現在(2022年3月22日)のアップル(154.73ドル)やナイキ(122.63ドル)、ディズニー(131.75)、ボーイング(176.23ドル)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(169.35ドル)に近い金額になります。

なるほど、これはなかなか興味深いですね。
当ブログの「グーグル親会社、株式分割発表!」で記載したように、グーグルは株式分割を行うことで、伝統的で最も崇拝される、ダウ工業株30種平均の株式指数への組み入れを狙っている見方があります。

深読みかもしれませんが、アマゾンも、意識しているのではないでしょうか?注目です!

株式分割とは?


では、そもそも株式分割とはどういうものなのか、について見ていきましょう。

株式分割とは、株式会社が発行済みの株式を細分化し、株式を分割することです。
今回のアマゾンを例にすると、1株3,000ドルを、3株3,000ドルにするというものです。

企業は株式分割をすることによって、資産を増やすことなく、発行する株式数を増やすことができます。
株式分割が実施されると、分割比率に応じて保有株式数が増加し、株価が下がりますが、自分たちが保有する株の資産価値は変わりません。

株式分割する理由は?

株式分割をする理由の一つは、株の流動性を高めるためです。流動性が高まると、株の動きが活発となり、株価が上がりやすくなるという見方があります。

株式分割のメリットは?

個人としてのメリットとして、まず第一に挙げられるのは、一株あたりの株価が下がるため、投資家、特に個人投資家が買いやすくなることです。アマゾンのように1株3,000ドルとなると、日本円で34万5千円(1ドル=115円)も必要になり、個人投資家では、大きい資金ですよね。
企業側から見ても、個人投資家にも買いやすくなるということは、それだけ投資される金額も増えるため、さらなる資金調達を見込むことができるため、メリットといえます。

株式分割のデメリットは?

株式分割のデメリットとして、株価の変動、つまりボラティリティが大きくなることが挙げられます。

株式分割についてこちらの書籍で詳しく書かれています。詳しく学ばれたい方はどうぞ。

株式分割した企業


次に、近年株式分割を実施した、または発表した企業を見ていきましょう。

アップル
「iPhone(アイフォーン)」メーカーの米アップルは2020年8月30日、1対4の株式分割を発表。

テスラ
米電気自動車(EV)メーカー、テスラは2020年8月11日、1対5の株式分割を発表。

エヌビディア
米半導体大手エヌビディアは2021年5月21日、1対4の株式分割を発表。

グーグル
グーグルの親会社であるアルファベットは2022年2月1日、1対20の株式分割を発表。

結局トクなの?


では、この株式分割は僕たち個人投資家にとって、トクなのでしょうか?
はたまた、ソンなのでしょうか?

僕はトクなんじゃないかなと考えます。

上述しましたが、株式分割を行うことで、株価のボラティリティは大きくなるリスクがあります。
しかし、買いやすくなるということは、売買するボリュームが増えるため、株価の上昇が見込まれるためです。
またアマゾンは、当ブログの「アマゾンの潜在価値とは?財務諸表を見てみた!」のように、今後も上昇が見込まれる企業です。
このように長期目線の投資でもメリットがあり、さらには、短期目線の投資でもボラティリティの大きさから、ポジションを多くとる機会が増えるため、リスクはあるが、メリットも大きいと考えられます。

さいごに、今回のアマゾンの新株売却可能日(予定)は、2022年6月7日です!
今後、どのように株価が変化していくのか、また、ダウ工業株30種平均の株式指数への組み入れを狙っているのか否かについて、皆さんも注目していきましょう!

それでは次回をお楽しみに👋

※投資は自己責任で

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