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新規プロジェクトでディズニー株、さらに期待!

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みなさん、こんにちは、シューカブです。
先日ご紹介したディズニー社ですが、またおもしろい記事がありましたので、再度考察をしていきたいと思います。

1月21日、ネットフリックスの大幅下げに引きずられるように下がってしまったディズニー株でしたが、皆さんもどうなるのかと感じてらっしゃいましたよね。
しかし徐々に下げた1月21日の水準まで取り戻してきました。かたやネットフリックスは、まだまだ底付近でレンジ相場が続いており、回復にはもうしばらくかかりそうな様子です。

» Bloomberg
 

POINT

ストーリーテリングからストーリーリビングへ

 

その前に、16日のマーケットの主要株価指数の終値から振り返りましょう。

主要株価指数

ダウ工業株30種平均 -0.16%
ナスダック総合指数 -0.11%
S&P 500指数 +0.09%
ラッセル2000指数 +0.14%

16日のニューヨーク株式市場、前半はウクライナ情勢や金利上昇への警戒感からか下げの展開が続いていましたが、終盤は買い戻しに転換しました。
FOMC議事要旨が発端です。内容はこれまで警戒していたものよりタカ的でなく、ほとんど新鮮な材料はない印象を受けました。
ただ、市場は3月の0.5%の大幅利上げについて、まだ推測の範囲に留めざるを得ない印象が残っており、今後も上げ相場になるかについては慎重に見ていかなければいけません。
 

新規プロジェクト発表!

それでは、ディズニーについて、見ていきましょう!
米ウォルト・ディズニーは16日、2度目の世紀を迎える準備として、新たに住宅コミュニティーを開発すると発表しました。「ストーリーテリング」を超えた「ストーリーリビング」へ移行すると述べられました。そしてカリフォルニア州ランチョミラージュを手始めに、こうした不動産プロジェクトを全米で展開する計画です。

ストーリーテリングとは

ストーリーテリングってどういう意味かご存知でしょうか?

そのままの意味では、「物語を語ること」になります。もちろん昔話や童話を語ることという意味ではなく、ビジネス上では、「ビジネスにストーリーを持たせる」という意味です。ディズニーにおいては、童話的な要素は少なからず意識されていそうですが。。。

さて、このストーリーテリングという言葉は、2016年頃から注目されはじめ、今ではビジネスシーンやマーケティングの至るところで耳にします。

このストーリーテリングについて、面白いエピソードをご紹介します。
皆さんもご存知のiPod。音楽プレイヤー市場においてiPodはかなり後発でした。しかし今ではこの市場を席捲しています。これにはスティーブ・ジョブズの一言がきっかけと考えらます。その一言とは、

“1,000曲もの音楽が、あなたのポケットに。(1,000 songs in your pocket.)”

それまでMP3プレイヤーを販売していたメーカーのほとんどは、この商品は「こんないい機能を搭載していますよ!」などのプロダクトアウト的訴求ばかりでストーリー性を持っていませんでした。

「1,000曲もの音楽が、あなたのポケットに。」という言葉はどんな製品説明よりも、iPodの魅力とそのメリットを表現しています。これも一種のストーリーテリングです。
 

ストーリーリビングとは

では、ストーリーリビングとはどういったものなのでしょうか?
ストーリーテリングは、最近アメリカで最新のトレンドとして扱われているそうですね。近年のVR・ARなどの新たなテクノロジーは、実体験ではない仮想空間上で物語やメッセージを伝えることがテーマとされているからです。
ディズニーはこれを超えた「ストーリーリビング」へ移行すると発表しました。

「ストーリーテリング」は物語を伝えることで、行動を促す。それに対し、「ストーリーリビング」は、物語を伝えるだけでなく、さらにその物語を自分の物語として生きていく。という考えだと推察します。

ディズニーが手掛ける住宅地(コミュニティー)に住むことで、今までディズニーパークに行かないと届かなかったディズニーの魔法が、いつでも届くことが出来る、ということがテーマなのだと考えられます。

新規プロジェクトでディズニー株、さらに期待!

もう1点私が注目したのは、その場所です。創業者ウォルト・ディズニーがかつて住宅を所有していた場所に近いカリフォルニア州ランチョミラージュで建設が進んでいます。ディズニーの原点からもう一段飛躍していくぞ!という意気込みが感じられます。このほかにも全米各地での開発を検討中とのことです。

また、このコニュニティーには55歳以上の住居向け区画が少なくとも一つ以上含まれる予定ということから、子から親、孫世代まで全世代を対象にしていることが、ポイントになると考えられます。

さらに、ディズニーのキャストがコミュニティー協会を運営し、また、クラブメンバーシップを通じて、ウェルネスプログラム、エンターテインメント、社会貢献活動、セミナーなどが体験できるようにする予定ということから、様々な事業展開の可能性を秘めています。

いかかだったでしょうか?一度は下がったディズニー株が堅調に上がっている背景の一端が分かったのではないでしょうか。
これからもディズニーのイノベーションと発展に注目していきましょう!
 
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みなさんの個別株分析の一助になれば幸いです。

それでは次回をお楽しみに👋

※投資は自己責任で
 

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