Shukabu blog ~株式投資から世界情勢を学ぶ~

ディズニー株急伸、その武器に迫る!

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みなさん、こんにちは、シューカブです。
9日ウォルト・ディズニーの2021年10月‐12月(第1四半期)決算が発表されました。前回の決算では、アナリスト予想を下回るなどして、大きく株価を下げましたが、今回は好決算でした。
先のネットフリックスの決算に引きずられ、大きく売られてしまっていたディズニー株の強みについて、深堀りしていきましょう!

» The Wall Street Journal
» Bloomberg

POINT

動画配信サービス加入急

テーマパーク好調

 

その前に、9日のマーケットの主要株価指数の終値から振り返りましょう。

主要株価指数

ダウ工業株30種平均 +0.86%
ナスダック総合指数 +2.08%
S&P 500指数 +1.45%
ラッセル2000指数 +1.86%

9日のニューヨーク株式市場、ダウ平均は3日続伸。米長期金利が低下したことを受け、IT・ハイテク株を中心に買いが優勢となり、NYダウに加えナスダック指数も上昇しました。また新型コロナウイルス感染者数が減少傾向にあることも好感されています。
ナスダックは今年初めに調整局面に入った後、1月27日の直近安値から7%超戻しています。しかし、ウォール街の専門家の多くは、金利上昇と市場のボラティリティ上昇の中で、IT・ハイテク株の短期的な見通しについては慎重な見方も少なくありません。警戒感はやや薄れているものの、不当に上昇しているIT・ハイテク株には注意すべきとの声も出ています。

決算内容

では、今回発表されたディズニーの決算内容をチェックしていきましょう。
売上高は218億ドル(約2兆5200億円)、1株利益は1.06ドル。また営業利益は約33億ドルとなり全体的に良い内容でした。新型コロナウイルスの世界的な感染爆発が起きる前の2019年10月‐12月期とほぼ並ぶ水準です。
ディズニープラスの有料会員数は10月‐12月期に1170万人増加し、市場予想の660万人増を大きく上回っております。
この決算を受け、ディズニーの株価は決算発表後の時間外取引で一時10%高となりました。

ディズニーの武器とは?

まずディズニーの主要事業部門を見ていきましょう。
以下の5部門になります。

  • ディズニー・パークス・エクスペリエンス・プロダクツ
  • ディズニー・メディア&エンターテイメント・ディストリビューション
  • ディズニー・スタジオ・コンテンツ
  • ゼネラル・エンターテイメント・コンテンツ
  • ESPN&スポーツ・コンテンツ

ディズニープラスはこの中の、ディズニー・メディア&エンターテイメント・ディストリビューションに入ります。
それではディズニープラスとはどういったサービスなのでしょうか?
ディズニープラスとは、ディズニーがグローバルで展開する定額制公式動画配信サービスのことで、2019年11月12日にアメリカなどで配信が開始されました。(日本では、2020年6月11日から)
ディズニー作品だけでなく、ピクサーやマーベル、スター・ウォーズ、ナショナルジオグラフィックなどの名作・話題作が、いつでも、どこでも、見放題で楽しめます。

新型コロナウイルスのパンデミックが起こる前、このディズニープラスというサービスはありませんでした。それまでの収入源といえば、ディズニー・パークやディズニー・スタジオ・コンテンツなどでしたが、新型コロナウイルス禍の深刻な時期には、同社を支える数少ない明るい材料の一つだったといえます。

次にディズニー・パークはこの中の、ディズニー・パークス・エクスペリエンス・プロダクツに入ります。
ディズニー・パークとは、説明するまでもありませんが、数々のディズニー関連作品を題材にして、ウォルト・ディズニーが作り上げたカリフォルニア州アナハイムにあるディズニーランドを起点とし、ヨーロッパやアジアでも展開されているディズニー・パークのことです。
今回の決算では、国内外のパークの合計売上高は前年同期比2倍以上となりました。このディズニー・パーク部門が活気を取り戻したことが、好決算の要因のひとつであったことは確実です。

ディズニー・スタジオ・コンテンツは、文字どおりディズニー・アニメーションを手掛ける部門であり、映画製作の他、演劇と音楽事業も専門にしています。

ゼネラル・エンターテイメント・コンテンツは、ウォルト・ディズニー・テレビジョンを始めとするテレビ番組等の製作を行う子会社を集めた事業部門で、ディズニープラスの作品製作を行っています。

ESPN&スポーツ・コンテンツは、スポーツに関連する生中継、ドキュメンタリー、報道番組を製作する部門となります。
※余談になりますが、昨日投稿した記事(ペロトン買収)で、ディズニー案があるならば、こちらを補強したいのだと考えられます。

 

 

ディズニーの5つの主要部門を見てみましたが、やはりディズニー全体の売上の内、世界中に展開しているディズニー・パークの寄与度は非常に大きいと感じます。

そして新型コロナウイルス禍、ディズニー・パークでの収益が見込めない時の補完場所は、やはりメディアやコンテンツになってくると考えられます。ディズニー・アニメーションでは、ひとつの作品を完成させ、公開するまでにとても長い時間と費用がかかってしまうことから、サブスクリプションであるディズニー・プラスのような動画配信は、これからのディズニーのカギを握っているといえます。

これらのことから、人がアクティブになった時のディズニー・パークと、インアクティブな時のディズニープラスが、ディズニーにとっての武器と、私は考えました。現時点では、まだ赤字であるということですが、大きな伸びしろを感じさせられます。
いかがでしょうか?みなさんの個別株分析の一助になれば幸いです。
これからもディズニーのイノベーションと発展に注目していきましょう!

それでは次回をお楽しみに👋

※投資は自己責任で

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